日考塾〜憲法とは即ち歴史である

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天皇とは何か

 結論から言えば、天皇とは、日本そのものになります。

 

 まず天皇を考えたときに、今の考え方であれば、日本の象徴あるいは元首や君主と認識すると思います。
確かに一面の事実として、当てはまることになります。しかし説明としては不十分といえます。

 

 では日本そのものとは何かといえば、天皇という存在が万世一系という一つの系統が連綿と続いており、その系統が日本の歴史、伝統、文化の一つとして貫かれているため、日本そのものという表現になります。

 

 それは古事記に出てくる天照大神(アマテラスオオミカミ)が皇室の皇祖神にあたり、皇孫である邇邇芸命(ニニギノミコト)が天上である高天原から、宮崎県の高千穂の地に天下ります。
つまり「天孫降臨」です。
そして邇邇芸命のひ孫で、初代天皇にあたる神武天皇が東征し、奈良の橿原宮(かしはらのみや)において天皇として即位し、その日を今日の祝日になっている2月11日の建国記念日になります。

 

 また古事記や日本書紀を始めとする歴史書の記述には、それぞれの天皇の治世が記載されています。
奈良時代においては蘇我氏の台頭から大化の改新について、
平安時代になれば、奈良から京都に都を遷都、そして藤原氏による摂関政治、
鎌倉時代や室町時代などの武士台頭時代や戦国時代のような世が乱れている時代においても京都には天皇がいました。
江戸時代が終わり、徳川家から天皇に大政奉還したとき、
明治から始まる大日本帝国の時代そして戦争に敗北し今日の日本においても、その流れが続いています。

 

 その一貫した流れとは、天皇が一つの系統である万世一系の流れになっています。今では日本の歴史のことを日本史と呼んでいますが、以前は国史と呼んでいました。国史とは何かと言われると、古語拾遺という本にも記載がありますが、朝廷の記録になります。

 

 それらのことから天皇とは、日本の歴史、伝統、文化を表す存在であり、まさに日本そのものになります。

 

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