日考塾〜憲法とは即ち歴史である

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日本の歴史に一貫しているものとは

 日本には長く続く歴史があります。まず日本は、古事記の上巻に記された神話、中巻に記された伝説、そして下巻から歴史が始まります。

 

 歴史の中の一貫した秩序とは、天皇になります。古事記には、皇祖神である天照大神や、奈良の地に初代天皇にあたる神武天皇が即位するなど、そして初代から今日の第125代今上天皇まで、今もなお続いています。

 

 そして歴史の中の一貫した秩序は天皇だけではなく、そこには常に民が存在しています。天照大神の周りにいた神々、高天原では、神々の合議によって物事を決めていました。大和時代には、物部氏や中臣氏などがそれぞれの役職について、大王にあたる天皇との話し合いなどは行われています。その後の歴史を見ても同様であり、天皇が暴君とした時代はほとんどないと言えます。つまり君主と民が共同で治めるという君民共治も歴史の中の一貫した秩序と言えます。

 

 今日の天皇のように、政治を実際に行わず、権威の存在としていたのも、今に始まったわけではありません。平安時代の嵯峨天皇においては、仏教を幅広く認めたりその他文化的なことに力を入れており、権力に執着したりするようなことはなく、あくまで権威の存在としての天皇でした。まさにこれも歴史の中の一貫した秩序になります。

 

 この歴史の中の一貫した秩序とは、貫史憲法といい、いわゆる条文がある日本国憲法や大日本帝国憲法を始めとする憲法典は氷山の一角であり、その元の氷山には、その国の歴史、伝統、文化に裏打ちされた確信的事実があります。そして歴史、伝統、文化を一貫しているものこそが、日本の憲法であり、国体になります。

 

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