日考塾〜憲法とは即ち歴史である

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天照大神の三大神勅

天壌無窮の神勅
 葦原千五百秋之瑞穗國、是吾子孫可王之地也。宜爾皇孫、就而治焉。行矣。寶祚之隆、當與天壤無窮者矣。
(日本書紀第二神代下第九段一書第一)
読み下し
 葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂の国は、是れ、吾(あ)が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるへき地(くに)なり。宣(よろ)しく爾(いまし)皇孫(すめみま)就(ゆ)きて治(しら)せ。行(さまく)矣(ませ)。宝祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えまさんこと、当(まさ)に天壌(あまつち)と窮(きはま)り無けむ。
現代語訳
 秋になると稲穂が良く育つ葦原の国は、私より続く皇孫が統治しなさい。天孫が継いでいく限り、この正しい系統が栄える限り、この天と地は永遠に行き詰る事はありません。

 

宝鏡奉斎の神勅
 吾兒視此寶鏡、當猶視吾。可與同床共殿、以爲齋鏡。
(日本書紀卷第二神代下第九段一書第二)
読み下し
 吾が児(みこ)此の宝鏡(みたからのかがみ)を視(み)まさんこと、当(まさに)吾(われ)を視るかことくすへし。与(とも)に床(みゆか)を同くし殿(みあらか)を共(ひとつ)にし、以(もち)て斎鏡(いはひのかがみ)となすへし。
現代語訳
 この鏡(天照大神が瓊瓊杵尊に渡した三種の神器の一つ、『八咫鏡(やたのかがみ)』を指す)を私と思って大切に祀りなさい。またいつも同じ床、同じ屋根の下に必ず置いてしっかり祀りなさい。

 

斎庭(ゆにわ)稲穂の神勅
 以吾高天原所御齋庭之穗、亦當御於吾兒。
(日本書紀卷第二神代下第九段一書第二)
読み下し
 吾が高天原に所御(きこしめ)す斎庭の穂(いなほ)を以て、亦(また)吾が児(みこ)に御(まか)せまつるへし。
現代語訳
 我が子(直系の代々の天皇)に高天原にある神々へ捧げるための神聖な稲穂を作る田んぼで出来た穂を与えますので、これを地上で育て主食とさせ国民を養いなさい。

 

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