日考塾〜憲法とは即ち歴史である

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典憲体制とは何か

皇室典範と、帝国憲法はお互いに干渉しないことを表すものになります。
皇室典範を始めとする皇室法は、元々は不文法で、歴史的、日本の国体の根拠に基づいています。

 

皇室典範は法律よりも上位に位置し、憲法と同等であること相互不干渉を表す条文があります。

 

帝国憲法
第七十四条 皇室典範の改正は帝国議会の議を経るを要せす
2 皇室典範を以て此の憲法の条規を変更することを得す

 

このように条文にて、相互不干渉であることを明記しています。

 

皇室典範とは、皇室の家族法であり、皇室に対して時の政府や国会が干渉するべきではありません。
仮に干渉出来るようになると、皇室のあり方が歪められることもあります。
それを防ぐ意味として、相互不干渉の関係になっています。

 

現在の皇室典範は日本国憲法の下位法にすぎないものとなっています。つまり法律と同じ位置づけであるため、国会の多数派によって、いかようにも変更が出来るようになっています。つまり皇室のあり方が歪められる可能性があるということです。
小泉政権時代において、女系天皇の議論がありました。仮に女系天皇を認めることが皇室典範に盛り込まれれば、それはまさに、時の政権与党が恣意的に皇室のあり方を歪めることを意味します。
こういったことを事前に考え、憲法に盛り込んでいたのが帝国憲法になります。
時の政権与党が恣意的に皇室を歪めないためにも典憲体制は必要といえます。

 

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