令和2(2020)年9月27日から10月3日のピックアップニュース
はじめに
令和2(2020)年9月27日から10月3日のピックアップニュースです。
令和2(2020)年9月27日(日)のピックアップニュース
令和2(2020)年9月28日(月)のピックアップニュース
首相動静
午前10時2分、北村滋国家安全保障局長、秋葉剛男外務事務次官が入った。同11分、秋葉氏が出て、滝沢裕昭内閣情報官が加わった。同13分、滝沢氏が出た。同16分、北村氏が出た。同17分から同27分まで、山口泰明自民党選対委員長。
午後2時31分から同44分まで、北村国家安全保障局長、鈴木浩外務審議官、岡村健司財務官。
午後2時58分から同3時13分まで、西村泰彦宮内庁長官、宮田亮平文化庁長官。
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ピックアップニュース
日付 | 要旨 |
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令和2(2020)年
09月28日 |
麻生太郎氏が「かん内閣」と執拗に言い間違える深いワケ
「昨日をもって、『かん内閣』が発足しまして……」
こう感じた人もいるかもしれない。麻生と言えば、「みぞうゆう(未曾有)」「ふしゅう(踏襲)」など、数々の言い間違い事件のレジェンドとして知られている。だから「菅」を「かん」と間違えても、麻生なら仕方がなかろう――。
しかし、そんなわけはない。わざと言い間違えたのだ。
麻生は菅と安倍政権で約8年、総理の右腕、左腕という立場で政権を切り盛りしてきた。その菅の名を、いまさら間違えることなどあり得ないのである。
「麻生がイラつく要因は、武田良太が総務相で入ったこと。武田は福岡選出で、地元が同じ麻生にとっては『天敵』として知られている。
事あるごとに自分に盾突く武田を麻生はずっと干してきたが、事もあろうにその武田を、菅は総務相という目玉の重要閣僚に抜擢した。しかも彼は二階派。麻生にしてみれば、福岡が二階に乗っ取られそうで、気が気ではないだろう」(自民党閣僚経験者)
安倍さんから持病のことを真っ先に相談され、主導権を握れたはずなのに、素早く菅さんを取り込み流れを作った二階さんに動きを封じられ、慌てて追従することしかできなかった。『こんなはずではなかった』と、すこぶる機嫌が悪い」(麻生派中堅議員)
執念深い菅が、麻生の力を削いでいく。やがて麻生派はバラバラになり、議員の数合わせのための草刈り場になる―。
笑うのは誰かと言えば、この絵を描いた二階俊博幹事長である。
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令和2(2020)年
09月28日 |
「唯一の誤算は内閣支持率の高さ」浮上する1月解散が示す意味
当初ささやかれた10月初旬の衆院解散、「10・25選挙」の線は消えたが、次は年明けの1月選挙説が本命視されはじめた。
連立のパートナー・公明党は年内の衆院選には反対だが、年明けであれば容認の構えだ。障害は少ない。
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雑惑
麻生太郎氏が「かん内閣」と執拗に言い間違える深いワケ
麻生財務大臣の後継者は、麻生将豊氏。
そしてお膝元の福岡が揺らいでいる元凶が武田総務大臣であり、反麻生の古賀誠元幹事長です。
ここに世襲による地盤が揺らいでいるという内容、そしてそれは裏で二階幹事長がこの絵を描いたといわれます。
もしこの絵を描いたのが二階幹事長ではなく菅総理だったらどうなるのでしょうか。
あるいは菅政権誕生によって竹下派が加わり、その竹下派に隠然たる影響力を持つ青木幹雄元参議院議員会長であればどうでしょうか。
記事のとおり麻生派が狙われているのか、
それとも実は二会派が狙われているのか。
麻生財務大臣は長男を後継者にすることが弱点になり、二階幹事長も同様に三男を後継者にすることが弱点になっているのかもしれません。
様々な憶測をすることが出来るかもしれませんが、菅総理大臣が解散総選挙をすることによって政局が決まる可能性がありそうです。
>「唯一の誤算は内閣支持率の高さ」浮上する1月解散が示す意味
当初10月25日解散の線がありました。
しかし1月選挙の可能性が出ており、公明党も年明けであれば容認するという内容です。
もし菅総理大臣が年内解散を望んでいるとしたら解散権を封じられている可能性が出てきます。
内閣総理大臣の専権事項である解散権を封じられるとすればその総理大臣の権力は弱いことを意味します。
麻生派と二階派の対立と合わせてみる必要があります。
令和2(2020)年9月29日(火)のピックアップニュース
首相動静
午前10時1分から同10分まで、閣議。同12分から同26分まで、河野太郎行政改革担当相。同27分から同36分まで、平井卓也デジタル改革担当相、藤井健志官房副長官補。
午後3時52分から同4時5分まで、小此木八郎防災担当相。同6分、滝沢裕昭内閣情報官、横尾洋一公安調査庁次長が入った。同12分、横尾氏が出た。同23分、滝沢氏が出た。
午後4時33分から同53分まで、古賀信行経団連審議員会議長、三村明夫日本商工会議所会頭、桜田謙悟経済同友会代表幹事ら。同54分から同5時7分まで、鈴木宗男日本維新の会参院議員。同8分、北村滋国家安全保障局長、秋葉剛男外務事務次官、島田和久防衛事務次官が入った。同50分、秋葉、島田両氏が出た。同57分、北村氏が出た。
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日付 | 要旨 |
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令和2(2020)年
09月29日 |
菅政権で内紛 総務相めぐる“嫌がらせ人事”に麻生氏激怒
「昨日をもって、『カン内閣』が発足しまして……」と、わざと“スガ”を“カン”と間違えてみせたのだ。しかも、「カン内閣」「カン政権」と、わざわざ2回も連呼。8年間、同じ安倍内閣にいたのに、いまさら名前を間違えるはずがない。意図的だったのは明らかだ。
一方、菅首相も巧妙にケンカを仕掛けているという。そのひとつが、携帯電話の値下げを担当する総務相という重要閣僚に武田良太氏を就けた人事だ。福岡県が選挙区の麻生氏と武田氏の2人は、口も利かない“天敵”同士。天敵を目玉閣僚に据えた人事に麻生氏は怒り心頭だという。
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雑惑
菅政権で内紛 総務相めぐる“嫌がらせ人事”に麻生氏激怒
麻生財務大臣は、「カン内閣」「カン政権」と意図的に間違えているといえ、明らかにイラ立っています。
それは、武田良太氏を総務大臣に就けたためとされていますが、それだけではないかもしれません。
令和2(2020)年9月30日(水)のピックアップニュース
令和2(2020)年10月1日(木)のピックアップニュース
首相動静
午前11時2分から同15分まで、北村滋国家安全保障局長、和泉首相補佐官、水嶋光一外務省領事局長。同21分から同31分まで、島尻安伊子自民党沖縄県第3選挙区支部長。
午後4時2分から同13分まで、北村国家安全保障局長、滝沢裕昭内閣情報官、防衛省の岡真臣防衛政策局長、山崎幸二統合幕僚長。同16分から同26分まで、秋葉剛男外務事務次官。同27分から同35分まで、佐藤勉自民党総務会長。
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令和2(2020)年
10月01日 |
エリート・安倍晋三が「庶民・菅義偉」にハメられ完敗した全内幕
衣の下の鎧がはっきり見えたのが、令和発表の翌月に菅が敢行した訪米だった。危機管理の要である官房長官が外遊すること自体、極めて異例であるうえ、これまで外交・防衛分野には全く関心を示してこなかった菅が訪米して副大統領や国務長官と会談したのだ。しかも、失敗と言われないよう「オール霞が関」に命じ、公式の日米首脳会談並みの約40人の分厚い体制でサポートさせたことが波紋を呼んだ。
菅は「ポスト安倍」のライバルである政調会長の岸田文雄と、その岸田を推す構えを示していた副総理兼財務相の麻生太郎の力を削ぐための工作にも余念がなかった。
7月後半、安倍は官邸で菅とサシで向き合った。「本当にやる気であれば応援します」と安倍が言うと、菅は「お願いします」と即答した。政治エリートの安倍が、叩き上げの菅・二階連合に膝を屈した瞬間だった。
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令和2(2020)年
10月01日 |
政府が学者提言機関に異例の介入 学術会議の新会員候補、6人の任命を拒否
学者の立場から政策提言する国の特別機関「日本学術会議」が推薦した新会員候補6人の任命を、菅義偉首相が拒否したことが分かった。推薦候補の任命拒否は、現制度になった2004年度以降で初めて。6人には、安全保障関連法や特定秘密保護法など政府方針に批判的だった。加藤勝信官房長官は1日の記者会見で「首相の下の行政機関である学術会議において、政府側が責任を持って(人事を)行うのは当然」と述べたが、理由は説明しなかった。
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雑惑
エリート・安倍晋三が「庶民・菅義偉」にハメられ完敗した全内幕
安倍内閣を支えていた自民党派閥は、
細田派(安倍元総理の出身派閥)(98名)
麻生派(麻生副総理兼財務大臣)(55名)
二階派(二階幹事長)(47名)
です。
そして菅内閣を支えている自民党派閥は、
菅グループ(25名)
細田派(98名)
竹下派(54名)
麻生派(55名)
二階派(47名)
です。
菅政権誕生の前後から麻生派と二階派による対立が起こっています。
安倍政権末期時に安倍元総理が岸田文雄氏を次の後継に考えていたと見られ、そして麻生派がそれに呼応する流れがありました。
しかし二階幹事長が反発し実現しませんでした。
そして二階幹事長に呼応する形で菅義偉氏が次期総裁に意欲を見せます。
そこに森山国対委員長が加わりました。
つまり
岸田文雄氏
細田派(98名)
岸田派(48名)
菅義偉氏
二階派(47名)
菅グループ25名)
石原派(11名)
で、麻生派が岸田文雄氏につけば確定するかに見えました。
しかし麻生財務大臣の条件として古賀誠元幹事長を外すことが条件でしたが、岸田文雄氏は外すことが出来ませんでした。
そして安倍元総理も菅義偉氏を応援することになります。
政府が学者提言機関に異例の介入 学術会議の新会員候補、6人の任命を拒否
この任命拒否について、おそらくあらかじめ内閣法制局に確認した上で行ったものとみられます。
日本学術会議の新会員候補の任命を拒否したことに対して、「学問の自由への介入」と言われています。
また日本学術会議法第7条第2項に「会員は同会議の推薦に基づき、総理大臣が任命する」とありますが、推薦したものを必ず任命しなければいけないわけでもありません。
そもそも学問の自由への介入は無理があるといえます。
明らかに東京高等検察庁黒川弘務検事長定年延長問題を被せた政権批判の筋書きといえ、学術会議の任命拒否問題を同等と考えて批判するのは筋違いです。
令和2(2020)年10月2日(金)のピックアップニュース
令和2(2020)年10月3日(土)のピックアップニュース
首相動静
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令和2(2020)年
10月03日 |
石破氏、学術会議人事めぐり「政府の説明必要」
自民党の石破茂元幹事長は2日、自身のブログを更新し、日本学術会議の人事をめぐる問題で政府は詳細に説明すべきだとの認識を示した。学術会議の推薦が初めて見送られたことに触れ「なぜ変わったのかについて、政府側が十分な説明を尽くす必要がある」とした。
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令和2(2020)年
10月03日 |
菅政権、舞台裏で展開する「3大実力者」の暗闘
舞台裏では、政権の3大実力者として並び立つ菅首相と麻生太郎副総理兼財務相、二階俊博自民党幹事長によるあつれきが顕在化しつつある。
8月28日の安倍氏の突然の退陣表明を受けて、瞬く間に菅政権誕生の道筋をつけたのが二階氏だった。新政権の党・内閣人事でも同氏と二階派幹部らが要所を占め、政界では「菅・二階政権」との呼び名が定着しつつある。このため、もう1人の実力者である麻生氏との間であつれきが生じ、水面下で「菅・二階VS麻生」の権力闘争が始まっている。
持ち前の権謀術数で菅政権づくりを主導した二階氏に対し、流れが決まった直後に細田博之元幹事長、麻生氏、竹下亘元総務会長という党内3大派閥領袖が、わざわざ共同記者会見を開いて二階氏を牽制した。
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