史料

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史料

史料とは、歴史研究を行う上で、過去に存在した事象に対して筋道を立てる材料となるものです。

 

ここでは、このサイトで扱っている史料をまとめています。

 

 

 

 

神話

混沌
天地開闢
修理固成の詔
祓詞
三貴子
天安河原
ウシハク
シラス
天壌無窮の神勅
宝鏡奉斎の神勅
斎庭稲穂の神勅
思金神は政

 

 

伝承

建国の詔
皇位と神祇を分ける
四道将軍
箸墓
伊勢神宮初代斎宮
倭建命の歌
播磨国風土記中川の里条
摂津国風土記美奴売の松原条
扶桑略記神功皇后
摂政元年
神功皇后が天皇から外される

 

 

古墳時代

群臣に下し給える詔
課役を除くの詔
稲荷山古墳出土鉄剣銘
江田船山古墳出土銀錯銘大刀銘
大泊瀬稚武天皇の御製歌
臨朝秉政
飯豊天皇
応神天皇の五世の孫
手白香皇女

 

 

飛鳥時代

厩戸豊聡耳皇子
十七条憲法
隋に渡した国書
軽皇子に譲位
皇祖母尊
大化元年
改新の詔

 

 

奈良時代

藤原夫人を皇后
養老律令
和気清麻呂のご神託

 

 

平安時代

大伴弟麿に節刀
坂上大宿禰田村麻呂を征夷大将軍
摂政宣下の勅
藤原基経への宣命
関り白す
百官を統べ賜へ
如在の儀
望月の歌
太閤の徳、帝王の如し

 

 

鎌倉時代

御成敗式目(貞永式目)
北条泰時消息文
北条重時宛北条泰時書簡

 

 

南北朝時代

 

 

室町時代

建武式目

 

 

戦国時代

 

 

安土桃山時代

 

 

江戸時代

武家諸法度
禁中並公家諸法度
公武法制応勅十八箇条
大政奉還上表文
王政復古の大号令

 

 

明治時代

御祭文
五箇条の御誓文
国威宣布の宸翰
政体書
大久保参議起草政体に関する意見書
元老大審に院を置くの詔(立憲政体樹立の詔)
元老院議長有栖川宮熾仁親王へ国憲起草を命ずるの勅語
国会開設の勅諭
公文式
教育に関する勅語(教育勅語)
公式令

 

 

大正時代

 

 

昭和j時代

近衛上奏文
終戦の証書
年頭、国運振興の詔書
食糧問題に関する御言葉
教育勅語等排除に関する決議
教育勅語等の失効確認に関する決議

 

 

平成時代

東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下のおことば
象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば

 

 

令和時代

史料記事一覧

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天地開闢

口語訳天地(あめつち)初めて発(ひら)けし時、高天(たかま)の原に成れる神の名は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、次に高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、次に神産巣日神(かみむすひのかみ)、この三柱の神は、みな独神(ひとりがみ)と成りまして、身を隠したまいき。出典:倉野憲司校注『古事記』(岩波書店、一九六三) P19

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祓詞

口語訳掛(か)けまくも畏(か)しこき伊邪那岐の大神(おおかみ)筑紫(つくし)の日向(ひむか)の橘の小戸(おど)の阿波岐原(あわぎはら)に禊(みそぎ)祓(はらえ)給まいし時に生(な)り坐ませる祓戸(ど)の大神たち諸々の禍事(まがこと)罪・穢(けがれ)あらむをば祓給い清め給まえと 白(ま)をすことを聞きこし召めせと恐(かしこみ)恐(かしこみ)も白まをす現代語訳口に出してご尊名を申し上げるのも恐れ多い、...

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三貴子

口語訳この時伊邪那岐命、大(いた)く歓喜(よろこ)びて詔(の)りたまいしく、『吾(あ)は子を生み生みて、生みの終(はて)に三はしらの貴(うづ)き子を得つ。』と詔りたまいて、すなわち御頸珠(みくびたま)の玉の緒(お)もゆらに取りゆらかして、天照大神(あまてらすおおみかみ)に賜いて詔りたまいしく、『汝命(いましみこと)は、高天原を知らせ。』と言依(ことよ)さして賜いき。出典:倉野憲司校注『古事記』(岩...

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天壌無窮の神勅

口語訳葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂の国は、是れ、吾(あ)が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるへき地(くに)なり。宣(よろ)しく爾(いまし)皇孫(すめみま)就(ゆ)きて治(しら)せ。行(さまく)矣(ませ)。宝祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えまさんこと、当(まさ)に天壌(あまつち)と窮(きはま)り無けむ。現代語訳秋になると稲穂が良く育つ葦原の国は、私より続く皇孫が統治しなさい。天孫が継いでいく限り...

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宝鏡奉斎の神勅

口語訳吾が児(みこ)此の宝鏡(みたからのかがみ)を視(み)まさんこと、当(まさに)吾(われ)を視るかことくすへし。与(とも)に床(みゆか)を同くし殿(みあらか)を共(ひとつ)にし、以(もち)て斎鏡(いはひのかがみ)となすへし。現代語訳この鏡(天照大神が瓊瓊杵尊に渡した三種の神器の一つ、『八咫鏡(やたのかがみ)』を指す)を私と思って大切に祀りなさい。またいつも同じ床、同じ屋根の下に必ず置いてしっかり...

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斎庭稲穂の神勅

口語訳吾が高天原に所御(きこしめ)す斎庭(ゆにわ)の穂(いなほ)を以て、亦(また)吾が児(みこ)に御(まか)せまつるへし。現代語訳我が子(直系の代々の天皇)に高天原にある神々へ捧げるための神聖な稲穂を作る田んぼで出来た穂を与えますので、これを地上で育て主食とさせ国民を養いなさい。出典:黒板勝美編『日本書紀:訓読.上巻』(岩波書店、一九三一) P75

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建国の詔

口語訳我れ東を征(う)ちしより茲に六年、皇天(あめのかみ)の威(いきおい)を頼りて、凶徒就戮(ころ)されぬ。邊(ほとり)土(くに)未だ清(しず)まらず、餘(のこり)妖(わざわい)尚梗(こわ)しと雖も、中洲(なかつくに)の地に復(ま)た風塵(さわぎ)無し。誠に宜しく皇都(みやこ)を恢(ひらき)廓(ひろ)め大壯(みあらか)を規(はかり)模(つく)るべし。今運此(よこ)の屯(わかく)蒙(くらき)に属(あ...

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皇位と神祇を分ける

口語訳吾は仇(あた)を殺すこと能わず。汝命(いましみこと)既に仇を得殺しらまいき。故、吾は兄なれども上(かみ、天皇)となるべからず。ここをもちて汝命上となりて、天の下治らしめせ。僕は汝命を扶(たす)けて、忌人(いわいびと 神祇を行う人)となりて仕えて奉らむ。出典:倉野憲司校注『古事記』(岩波書店、一九六三) P102口語訳神渟名川耳尊に譲りて曰さく、吾れ是れ乃兄(いましのこのかみ)なれども、懦(つ...

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摂津国風土記美奴売の松原条

口語訳摂津国風土記 美奴売(みぬめ)の松原条 昔、息長帯比売(おきながたらしひめ)の天皇、筑紫の国に幸(みゆき)し給いし時、諸(もろもろ)の神祇(かみ)を、川邊(かわのえ)の郡の内の神前(かむさき)の松原に集(つど)えて、禮福(さきわい)を求(ま)ぎ給いき。出典:武田祐吉編『風土記』(岩波書店、一九三七) P206

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神功皇后が天皇から外される

口語訳大正十五年十月二十日 水曜日 午前九時四十五分御出門、宮城に御出務になる。十時五分、枢密院会議に御臨場になる。「長慶天皇を皇代に列せらるるの件」が審議され、全会一致にて可決される。この結果を受け、この日長慶天皇を歴代大統中に列する件を御裁可になる。これより先、帝室制度審議会において皇統府令案の再査を行うに当たり、御歴代数その他重要の史実につき、いまだ疑似に渉るものがあり、その解決を待たなけれ...

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群臣に下し給える詔

口語訳朕、高どのに登り、遠く之を望むに、煙気(けむり)、域中(くにのなか)に起らず。以為(おも)うに百姓既に貧しくして、家に炊ぐものなきならん。朕聞く『古の聖王の世には、人々詠徳の音(こえ)をなし、家家康哉(こうさい)の歌有りき』と。今朕億兆に臨むこと、ここに三年なれども、頌音(しょうおん)聴えず。炊煙転(うた)た疎(それ)なり。即ち五穀登(みの)らずして、百姓の窮乏せることを知りぬ。封畿(ほうき...

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稲荷山古墳出土鉄剣銘

口語訳辛亥の年七月中、記す。ヲワケの臣。上祖、名はオホヒコ。其の児(名は)タカリのスクネ。其の児、名はテヨカリワケ。其の児、名はタカヒ(ハ)シワケ。其の児、名はタサキワケ。其の児、名はハテヒ。(表)其の児、名はカサヒ(ハ)ヨ。其の児、名はヲワケの臣。世々、杖刀人(じょうとうじん)の首と為り、奉事し来り今に至る。獲加多支鹵(ワカタケル)の大王の寺(朝廷)、シキの宮に在る時、吾、天下を左治し(佐け治め...

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江田船山古墳出土銀錯銘大刀銘

口語訳天の下治らしめし獲□□□鹵(ワカタケル)大王の世、典曹(てんそう)に奉事せし人、名はムリテ、八月中、大鉄釜を用い、四尺の廷刀を并わす。八十たび練り、九十たび振(う)つ。三寸上好の刊刀なり。此の刀を服する者は、長寿にして子孫洋々、□恩を得るなり。其の統(す)ぶる所を失わず。刀を作る者、名はイタワ、書するのは張安なり。出典:大津透『天皇の歴史1 神話から歴史へ』(講談社学術文庫、二〇一七) P9...

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大泊瀬稚武天皇の御製歌

口語訳籠(こ)もよ み籠(こ)もち掘串(ふくし)もよ み掘串(ぶくし)もちこの岳(おか)に 菜摘(なつ)ます児(こ)家告(の)らせ 名告(の)らさねそらみつ 大和(やまと)の国はおしなべて 吾こそ居(お)れしきなべて 吾こそ座(いま)せ我にこそは 告(の)らめ 家をも名をも出典:大津透『天皇の歴史1 神話から歴史へ』(講談社学術文庫、二〇一七) P130

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応神天皇の五世の孫

口語訳天皇(武烈)既に崩(かむあが)りまして、日続(ひつぎ)知らすべき王無かりき。故(かれ)、品太(ほむだの、応神)天皇の五世(いつつぎ)の孫(ひこ)、袁本杼(をほどの)命を近つ淡海(あふみ)より上りまさしめて、手白髪(たしらか)命に合はせて、天の下を授け奉りき。出典:倉野憲司校注『古事記』(岩波書店、一九六三) P228

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手白香皇女

口語訳宣(う)べ禮儀(ことわりのよそい)を備えて手白香皇女を迎え奉れ。甲子、皇后手白香皇女を立てて、内(うちつこと)に修教(まつりごと)せしむ。遂に一(ひとりの)男を生みます。是を天国排開広庭尊(あめくにおしはらきひろにわのみこと)と為す。出典:黒板勝美編『日本書紀:訓読.中巻』(岩波書店、一九三一) P282また意祁天皇(おおけのすめらみこと)の御子、手白髪命(こは大后なり)を娶して、生みませる...

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十七条憲法

聖徳太子第一条 一曰。以和為貴。無忤為宗。人皆有黨。亦少達者。是以或不順君父。乍違于隣里。然上和下睦。諧於論事。則事理自通。何事不成。読み下し 一に曰わく、和を以て貴(たっと)しと為し、忤(さから)うこと無きを宗とす。人皆党有りて、亦達者少し。是を以て或は君父(くんぷ)に順(したが)わず、乍(また)隣里(りんり)に違(たが)う。しかれども上(かみ)和(やわら)ぎ下(しも)睦(むつ)びて、事を論(あ...

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改新の詔

口語訳一 罷昔在天皇等所立子代之民処々屯倉及臣連伴造国造村首所有部曲之民処々田荘。 其の一に曰く、昔在(むかし)の天皇等の立て給へる子代(こしろ)の民・処々の屯倉(みやけ)及び別に臣連、伴造、国造、村首(むらのおびと)の有(たも)てる部曲(かきべ)の民、処々の田庄(たところ)を罷めよ。仍(よ)りて食封(じきふ)を大夫以上に賜ふこと、各差有り、降りては布帛(ぬのきぬ)を以て官人(つかさびと)、百姓(...

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養老律令

口語訳養老律令から抜粋したものを掲載しています。令 巻第一官位令第一親王(しんおう、しんのう)1 一品条一品(いちほん) 太政大臣(だいじょうだいじん、おおいまつりごとのおおいまちきみ、おおいまつんことのおおまえつきみ)二品(にほん) 左右大臣(さうだいじん、ひだりみぎりのおおいまちきみ)三品(さんぼん)四品(しほん) 大納言(だいのうごん、おおいものもうすつかさ)、大宰帥(だいさいそち、おおみこ...

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御成敗式目(貞永式目)

口語訳貞永元年八月十日一 神社を修理し、祭祀を専らすべき事 右、神は人の敬いによって威を増し、人は神の徳によって運を添う。然ればすなわち恒例の祭祀陵夷(りょうい)を致さず、如在の礼典怠慢せしむることなかれ。これによって関東の御分の国々並びに荘園においては、地頭神主ら各々その趣を存じ、精誠(せいぜい)を致すべきなり。兼てまた有封(うふ)の社に至っては、代々の符に任せて、小破のときは且修理を加え、もし...

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北条泰時消息文

口語訳御式目事雑務御成敗の間、同じ体なる事をも、強きは申とをし、弱きはうづもるるように候を、随分に精好せられ候えども、おのずから人にしたがって軽重などの出来候ざらんために、かねて式条をつくられ候。その状一通まいらせ候。かようの事には、むねと法令の文につきて、その沙汰あるべきにて候に、い中にはその道をうかがい知りたるもの、千人万人が中にひとりだにもありがたく候。まさしく犯しつれば、たちまちに罪に沈む...

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北条重時宛北条泰時書簡

口語訳北条重時宛北条泰時書簡御成敗候べき条々の事注され候状を、目録となずくべきにて候を、さすがに政の体をも注載(ちゅうしのせ)られ候ゆえに、執筆の人々さかしく式条と申(もうす)字をつけあて候間、その名をことごとしきように覚(おぼえ)候によりて式目とかきかえて候也。其旨を御存知あるべく候か。さてこの色目をつくられ候事は、なにを本説として被註載(ちゅうしのせらるる)之由、人さだめて謗難(ぼうなん)を加...

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建武式目

口語訳鎌倉元のごとく柳営たるべきか、他所たるべきや否やの事 右、漢家本朝、上古の儀遷移これ多く、羅縷(らる)に遑(いとま)あらず。希世に迄(いた)り、煩擾(はんじょう)あるによって、移徙(いし)容易ならざるか。なかんづく鎌倉郡は、文治に右幕下はじめて武館を構え、承久に義時朝臣天下を併呑す。武家においては、もっとも吉土というべきか。ここに禄多く権重く、驕を極め欲をほしいままにし、悪を積みて改めず。果...

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武家諸法度

口語訳寛永十二乙亥年六月二十二日一 文武弓馬の道、専ら相嗜むべき事一 大名小名在江戸交替相定むる所なり。毎歳夏四月中、参勤致すべし。従者の員数近来甚だ多し、且国郡の費、且人民の労なり。向後その相応を以れこれを減少すべし。但し上洛の節者は、教令に任せ、公役者は分限に随うべき事一 新規の城郭構営は堅くこれを禁止す。居城の隍塁石壁以下敗壊の時は、奉行所に達し、其の旨を受くべきなり。櫓塀門等の分は、先規の...

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禁中並公家諸法度

口語訳一 天子諸芸能之事、第一御学問也、不学則不明古道、而能政致太平者末之有也、貞観政要明文也、寛平遺誡雖不窮経史、可誦習群書治要云々、和歌自光孝天皇未絶、雖為綺語、我国習俗也、不可棄置云々、所載禁秘抄、御習学専要候之事読み下し 天子諸芸能の事、第一に御学問なり。学ばずんば則ち古道に明らかならず。而して能く政太平を致す者未だ之有らざるなりとは、貞観政要(じょうがんせいよう)の明文なり。寛平の遺誡(...

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公武法制応勅十八箇条

口語訳 倭朝、天神地神十二代、天照大神宮国政明白、而神代より伝玉ふ処三種神器、天子四海万民撫育之為め也、神国の例とする処は天魂なり、皇帝は地魂也、天塊地魂は日月也、日月行道之心は、天子叡心を守玉ふ根本なり、故に宮中は九天之意にして、九重の内裏、十二門方十殿は天にならひ、皇居し玉ふか故に、皇帝は十善万乗也、然れは仁孝聡明、至剛研学、如顕可為標準事を日毎に天拝し玉ふへき也、学問手習御勤行不可有御懈怠、...

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大政奉還上表文

口語訳慶応三年十月十四日コ川慶喜奏聞臣慶喜、謹みて皇国時運の沿革を考へ候に、昔、王綱紐を解き、相家権を執リ保平(保元・平時)の乱、政権武門に移てより祖宗に至り更に寵眷(ちょうけん)を蒙り、二百余年子孫相承、臣其職を奉すと雖も、政刑(せいけい)当を失ふこと少なからず、今日の形勢に至候も、畢竟、薄徳(はくとく)の致す所、慚懼(ざんく)に堪へず候、況(いわん)や当今、外国の交際日に盛により、愈(いよいよ...

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王政復古の大号令

口語訳慶應三年十二月九日徳川内府(徳川慶喜内大臣)従前御委任大政返上(大政奉還)将軍職辞退之両条今般断然被聞食候(きこしめされそうろう)抑(そもそも)癸丑(きちゅう、嘉永六年ペリー来航)以来未曾有之国難 先帝(孝明天皇)頻年(ひんねん)被悩宸襟候(しんきんをなやまされそうろう)御次第衆庶(しゅうしょ)之知所候依之被決 叡慮(これによりえいりょをけっせられ) 王政復古国威挽回の御基被為立候(おんもと...

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御祭文

口語訳明治元年三月十四日懸(かけま)くも恐(かし)こき天神地祇の大前に今年三月十四日を生日(いくひ)の足日(たるひ)と撰(えらび)定めて禰宜(ちぎ)申さく今より天津神の御言寄(よさし)の随(まにま)に天下の大政を執行はむとして親王卿臣(まえつぎみ)国々諸侯百僚官人を引居(ひきい)連(つらね)て此神床の大前に誓(うけい)つらくは近き頃ほひ邪者(まがもの)の是所彼所に荒び武びて天下佐夜芸(さやき)に佐...

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五箇条の御誓文

口語訳明治元年三月十四日一 広く会議を興し万機公論に決すへし一 上下心を一にして盛に経綸(競輪)を行ふへし一 官武一途庶民に至る迄各其志を遂け人心をして倦(う)まさらしめんことを要す一 旧来の陋習(ろうしゅう)を破り天地の公道に基くへし一 智識を世界に求め大に皇基を振起(しんき)すへし 我国未曽有の変革を為さんとし朕躬(みずから)を以て衆に先んし天地神明に誓ひ大に斯国是を定め万民保全の道を立んとす...

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国威宣布の宸翰

口語訳明治元年三月十四日朕幼弱を以て猝(にわか)に大統を紹(つ)ぎ、爾来何を以て万国に対立し列祖に事(つか)へ奉らんかと、朝夕恐懼(ちょうせききょうく)に堪えざるなり、窃(ひそか)に考るに中葉朝政衰えてより、武家権を専らにし、表は朝廷を推尊して、実は敬して是を遠け、億兆の父母として絶て赤子の情を知ること能(あた)はざるよう計りなし、遂に億兆の君たるも唯(ただ)名のみに成り果て、其が為に今日朝廷の尊...

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政体書

口語訳明治元年閏四月二十一日 去冬、皇政維新纔(わずか)に三職を置き続て八局を設け事務を分課すと雖も兵馬倉卒之間事業未だ恢弘(かいこう)せず故に今般、御誓文を以て目的とし政体職制被相改候は徒に変更を好むにあらず従前未定之制度規律次第に相立候訳にて更に前後異趣に無之候間内外百官此旨を奉体し確定守持根拠する所有て疑惑するなく各其職掌を尽し万民保全之道開成永続せんを要するなり  慶応四年戊辰閏四月   ...

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大久保参議起草政体に関する意見書

口語訳明治六年十一月世の政体を議する者輙(すな)はち曰く、君主政治或は曰く、民主政治と、民主未だ以て取る可からず。君主もまた未だ以て捨つ可からず。然り而してこの政体は実に建国の驤エ為政の本源至大至高なる者なり。其体確立せざれば則(すな)はち国何にを以て建たんや、政何にを以て為さんや。夫れ民主の政は天下を以て一人に私せず、広く国家の洪益を計り、洽(あまね)く人民の自由を達し、法政の旨を失はず、首長の...

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元老大審に院を置くの詔(立憲政体樹立の詔)

口語訳明治八年四月十四日朕、即位の初首として群臣を会し、五事を以て神明に誓ひ、国是を定め、万民保全の道を求む。幸に祖宗の霊と群臣の力とに頼り、以て今日の小康を得たり。顧に中興日浅く、内治の事当に振作更張すへき者少しとせず。朕、今誓文の意を拡充し、茲に元老院を設け以て立法の源を広め、大審院を置き以て審判の権を鞏くし、又地方官を召集し以て民情を通し公益を図り、漸次に国家立憲の政体を立て、汝衆庶と倶に其...

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国会開設の勅諭

口語訳明治十四年十月十二日朕祖宗に千五百有余年の鴻緒を嗣き中古紐を解くの乾綱を振張し大政の統一を総覧し又夙に立憲の政体を建て後世子孫継くへきの業を為さんことを期す嚮に明治八年に元老院を設け十一年に府県会を開かしむ此れ皆漸次基を創め序に循て歩を進むるの道に由るに非さるは莫し爾有衆亦朕か心を諒とせん顧みるに立国の体国各宜きを殊にす非常の事業実に軽挙に便ならす我祖我宗照臨して上に在り遺烈を揚け洪模を弘め...

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公文式

口語訳明治十九年勅令第一号   第一 法律命令第一条 法律は上諭を附して之を公布す2 法律の元老院の議を経るを要するものは旧に依る第二条 法律勅令は内閣に於て起草し又は各省大臣案を具へて内閣に提出し総て内閣総理大臣より上奏裁可を請ふ第三条 法律及一般の行政に係る勅令は親署の後御璽をツし内閣総理大臣年月日を記入し主任大臣と倶に之に副署す其各省専任の事務に属するものは主任大臣年月日を記入し之に副署す第...

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教育に関する勅語(教育勅語)

口語訳明治二十三年十月三十日朕(ちん)惟(おも)ふに我(わ)が皇祖(こうそ)皇宗(こうそう)國(くに)を肇(はじ)むること宏遠(こうえん)にコ(とく)を樹(た)つること深厚(しんこう)なり我(わ)が臣民(しんみん)克(よ)く忠(ちゅう)に克(よ)く孝(こう)に億兆(おくちょう)心(こころ)を一(いつ)にして世(よ)世(よ)厥(そ)の美(び)を濟(な)せるは此(こ)れ我(わ)が國體(こくたい)の精華...

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公式令

口語訳明治四十年勅令第六号第一条 皇室の大事を宣誥し及大権の施行に関する勅旨を宣誥するは別段の形式に依るものを除くの外詔書を以てす2 詔書には親署の後御璽をツし其の皇室の大事に関するものには宮内大臣年月日を記入し内閣総理大臣と倶に之に副署す其の大権の施行に関するものには内閣総理大臣年月日を記入し之に副署し又は他の国務各大臣と倶に之に副署す第二条 文書に由り発する勅旨にして宣誥せさるものは別段の形式...

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近衛上奏文

口語訳昭和二十年二月十四日 敗戦は遺憾ながら、最早必至なりと存侯。以下この前提の下に申述べ侯。 敗戦は我が国体の瑕瑾(かきん)たるべきも、英米の輿論は今日までの所、国体の変革とまでは進み居らず(勿論、一部には過激論あり、又将来いかに変化するかは測知し難し)したがって、敗戦だけならば、国体上はさまで憂うる要なしと存侯。 国体の護持の建前より、最も憂うべきは、敗戦よりも、敗戦に伴うて起ることあるべき共...

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終戦の証書

口語訳昭和二十年八月十四日昭和天皇朕深く世界の大勢と帝国の現状とに鑑み非常の措置を以て時局を収拾せむと欲し茲に忠良なる爾臣民に告く朕は帝国政府をして米英支蘇四国に対し其の共同宣言を受諾する旨通告せしめたり抑々帝国臣民の康寧を図り万邦共栄の楽を偕にするは皇祖皇宗の遺範にして朕の拳々惜かさる所曩に米英二国に宣戦せる所以も亦実に帝国の自存と東亜の安定とを庶幾するに出て他国の主権を排し領土を侵すか如きは固...

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年頭、国運振興の詔書

口語訳昭和二十一年一月一日茲に新年を迎ふ。顧みれば明治天皇明治の初国是として五箇条の御誓文を下し給へり。曰く、一 広く会議を興し万機公論に決すへし一 上下心を一にして盛に経綸(競輪)を行ふへし一 官武一途庶民に至る迄各其志を遂け人心をして倦まさらしめんことを要す一 旧来の陋習を破り天地の公道に基くへし一 智識を世界に求め大に皇基を振起すへし叡旨公明正大、又何をか加へん。朕は茲に誓を新にして国運を開...

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食糧問題に関する御言葉

口語訳昭和二十一年五月二十四日祖国再建の第一歩は、国民生活とりわけ食生活の安定にある。戦争の前後を通じて、地方農民は、あらゆる生産の障害とたゝかひ、困苦に堪へ、食糧の増産と供出につとめ、その努力はまことにめざましいものであつたが、それにもかゝはらず、主として都市における食糧事情は、いまだ例を見ないほど窮迫し、その状況はふかく心をいたましめるものがある。これに対して、政府として、直ちに適切な施策を行...

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教育勅語等排除に関する決議

昭和二十三年六月十九日衆議院決議民主平和国家として世界史的建設途上にあるわが国の現実は、その精神内容において未だ決定的な民主化を確認するを得ないのは遺憾である。これが徹底に最も緊要なことは教育基本法に則り、教育の革新と振興とをはかることにある。しかるに既に過去の文書となつている教育勅語並びに陸海軍軍人に賜わりたる勅諭その他の教育に関する諸詔勅が、今日もなお国民道徳の指導原理としての性格を持続してい...

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教育勅語等の失効確認に関する決議

昭和二十三年六月十九日参議院決議われらは、さきに日本国憲法の人類普遍の原理に則り、教育基本法を制定して、わが国家及びわが民族を中心とする教育の誤りを徹底的に払拭し、真理と平和とを希求する人間を育成する民主主義的教育理念をおごそかに宣明した。その結果として、教育勅語は、軍人に賜はりたる勅諭、戊申詔書、青少年学徒に賜はりたる勅語その他の諸詔勅とともに、既に廃止せられその効力を失つている。しかし教育勅語...

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東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下のおことば

平成二十三年三月十六日この度の東北地方太平洋沖地震は,マグニチュード9.0という例を見ない規模の巨大地震であり,被災地の悲惨な状況に深く心を痛めています。地震や津波による死者の数は日を追って増加し,犠牲者が何人になるのかも分かりません。一人でも多くの人の無事が確認されることを願っています。また,現在,原子力発電所の状況が予断を許さぬものであることを深く案じ,関係者の尽力により事態の更なる悪化が回避...

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象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば

平成二十八年八月八日戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます。私も80を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、天皇としての自らの歩みを振り返るとともに、この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れる...

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