憲法義解〜第二条

第二条 皇位は皇室典範の定むる所に依り皇男子孫之を継承す
(皇位は皇室典範の定めに従い、皇統の男系男子が継承する)

 

 

 

 

口語訳

恭(つつしみ)て按ずるに、皇位の継承は祖宗以来既に明訓あり。もって皇子孫に伝え、万世易(やす)ふることなし。もしそれ継承の順序に至っては、新に勅定するところの皇位継承においてこれを鮮明にし、もって皇室の家法とし、さらに憲法の条章にこれを掲ぐることを用いざるは、将来に臣民の干渉を容れざることを示すなり。
皇男子孫とは祖宗の皇統における男系の男子をいう。この文皇室典範第1条と詳略相形(あら)はす。

 

 

現代語訳

恭んで考えるに、皇位の継承は歴代天皇以来、既に明快な教えがある。それを皇子孫に伝え、永遠に変わることがない。もし継承の順序においては、新たに勅定する皇室典範において、細かに記載し、それを皇室の家法として、さらに憲法の条文に掲げなかったのは、将来にわたって臣民の干渉を受けないことを示すためである。
皇男子孫とは、歴代天皇の皇統における男系男子をいう。この条文は皇室典範の第一条と照らし合わせるとわかる。

 

 

ポイント

皇位に関わることを憲法に入れないのは、国民の干渉を受けないようにするためです。これを典憲体制といいます。
皇統は男系男子が継承します。

 
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昭和12年学会
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