憲法義解〜第六十五条

第六十五条 予算は前に衆議院に提出すへし
(予算は、先に衆議院に提出しなければならない)

 

 

 

 

口語訳

本条予算議案を以て衆議院に最先の特権を付したり。
蓋し、予算を議するは政府の財務と国民の生計とを対照し、両々顧応し豊倹の程度を得せしめるを要す。
此れ及び衆民の公選に依り成立する代議士の職任に於いて尤も緊切なりとする所なり。

 

 

現代語訳

本条は、衆議院に予算先議権を与えたものである。
思うに、予算を審議するのは、政府の財務と国民の生計とを照らし合わせ、ともによく顧みて考え手厚くするか倹約するかを決める必要がある。
これは民衆の公選による代議士の職任において、もっとも大切なところである。

 
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昭和12年学会
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