憲法義解〜第二十五条

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憲法義解〜第二十五条〜

第二十五条 日本臣民は法律に定めたる場合を除く外其の許諾なくして住所に侵入せられ及捜索せらるることなし
(日本臣民は、法律に定められた場合を除き、その許諾なしに住居侵入及び捜索されることはない)

 

 

 

 

口語訳

本条は住所の安全を保明す。
けだし家宅は臣民各個安棲の地たり。
故に私人にして家主の承諾なくして他人の住所に侵入することを得ざるのみならず、警察・司法及収税の官吏、民事又は刑事又は行政の処分を問わず、凡て法律に指定したる場合に非ずして、及法律の規程によらずして、臣民の家宅に侵入し又はこれを捜索することあれば、総て憲法の見てもって不法の所為と做(な)すところにして、刑法をもって論ぜらるることを免れざるべきなり(刑法第百七十一条・第百七十二条)。

 

 

現代語訳

本条は、住居の安全を明らかにして保障する。
思うに、家宅は臣民各自の安静の場所である。
ゆえに、私人は家主の承諾なく他人の住居に侵入することができないのみならず、警察、司法及び収税官が、民事、刑事、行政処分のいずれかを問わず、およそ法律に指定した場合ではなく、また法律の規定によらずして、臣民の家宅に侵入し、または捜索することがあれば、すべて憲法の見地から不法行為とみなすところであり、刑法で処罰されることを免れない(刑法第百七十一条、刑法第百七十二条)。

 
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