憲法義解〜第三条

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憲法義解〜第三条

第三条 天皇は神聖にして侵すへからす
(天皇は神聖であり侵してはならない)

 

 

 

 

口語訳

恭て按ずるに、天地剖叛(ほんはん、分かれて)して神聖位を正す(神代紀)。
けだし天皇は天縦惟神(てんしょうういしん)至聖にして臣民群類の表にあり、欽仰(きんぎょう)すべくして干犯すべからず。
故に君主は固(もと)より法律を敬重せざるべからず。
而して法律は君主を責問するの力を有せず。
独り不敬をもってその身体を干涜(かんどく)すべからざるのみならず、併せて指斥(しせき)言議の外(ほか)にある者とす。

 

 

現代語訳

恭んで考えるには、『日本書紀』神代紀には、天地が別れて天皇の位が定まったとある。思うに、天皇は天から許された神のままの至聖として臣民や群集の前に存在され、仰ぎ尊ぶべきであり、干犯してはならない
故に、君主は言うまでもなく法律を敬重しなければならないが、法律は君主を責問する力をもっていない。不敬によってその身体を侵してはならないだけでなく、指摘や非難、議論したりする対象外である。

 

 

ポイント

天皇の身体を侵してはいけません。
天皇は法律を尊重しなければいけません。
法律は君主を裁判することは出来ません。
天皇に不敬な言動をとってはいけません。

 
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