憲法義解〜第三十八条

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憲法義解〜第三十八条

第三十八条 両議院は政府の提出する法律案を議決し及各々法律案を提出することを得
(両議院は、政府の提出する法律案を議決及び法律案を提出することが出来る)

 

 

 

 

口語訳

政府に於いて法律を起草し、天皇の命に由り之を議案となし両議院に付するときは両議院は之を可とし、之を否とし、又は之を修正することを得、若し両議院に於いて或る法律を発行するを必要なりとするときは各々其の案を提出することを得、而して、甲議員之を提出し、乙議員之に同意し、又は之を修正して可決したる後、天皇の裁可あるときは亦、法律となること政府の起案に異なることなし。

 

至尊の議会に於けるは召集開閉の勅命及び法律裁可の外、会期中総て国務大臣をして議案及び其の他の往復に当たらしめる。
故に、之を「政府の提出」と謂うなり。

 

 

現代語訳

政府において法律を起草し、天皇の命によって議案とし、両院に付したときは、両院はこれを可決や否決し、修正することができる。
もし、両院においてある法律を発行する必要があるときは、各々法案を提出することができる。
そして、一方の議院が法案を提出し、もう一方の議院が同意または修正の上、可決した後、天皇の裁可があって法律として成立するというは、政府の起案と異ならない。

 

至尊たる天皇は議会において、召集や開会閉会の勅命及び法律裁可のほか、全会期中にわたって国務大臣により議案やその他のやり取りに当たらせる。
ゆえにこれを「政府の提出」という。

 
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