憲法義解〜第五十四条

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憲法義解〜第五十四条

第五十四条 国務大臣及び政府委員は何時たりとも各議院に出席し及び発言することを得
(国務大臣及び政府委員は、いつでも各議院に出席して発言することが出来る)

 

 

 

 

口語訳

議会の議事に当たり、議場に弁明するは大臣重任の在る所にして、万衆に対し心胸を開き正理を公議に訴え、嘉謀を時論に求め、其の底蘊(ていうん)を叩き、遺憾なからしめる。
蓋し、此の如くならざれば以て立憲の効用を収めるに足らざるなり。
ただし、出席及び発言の権は政府の自由に任せ、或いは大臣自ら討論し、又は弁明し、或いは外の委員をして討論弁明せしめ、或いは時宜の許さざるを以て討論弁明を為さざることを得、皆其の意に随うなり。

 

 

現代語訳

議会の議事にあたって、議場で弁明することは大臣の重要な任であり、多数の人に対して心胸を開いて正しい道理を公議に訴えて、良きはかりごとを時論に求めて、その心の底まで叩き、誰にも遺憾がないようにする。
思うに、このようでなければ立憲の効用をものにするには足りない。
ただし、出席や発言の権利は、政府の自由に任せ、あるときは大臣自ら討論や弁明し、ある場合は他の委員に討論や弁明をさせ、時期が適当ではないということで討論や弁明をしないこともできる。
すべて政府の意に従う。

 
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