内閣官制

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内閣官制

明治二十二年勅令第百三十五号

 

第一条 内閣は国務各大臣を以て組織す

 

第二条 内閣総理大臣は各大臣の首班として機務を奏宣し旨を承けて行政各部の統一を保持す

 

第三条 内閣総理大臣は須要と認むるときは行政各部の処分又は命令を中止せしめ勅裁を待つことを得

 

第四条 内閣総理大臣は其の職権又は特別の委任に依り閣令を発することを得

 

第四条の二 内閣総理大臣は所管の事務に付東京都長官、警視総監、北海道庁長官、樺太庁長官及府県知事を指揮監督す若し其の命令又は処分の成規に違ひ、公益を害し又は権限を犯すものありと認むるときは之を停止し又は取消すことを得

 

第五条 左の各件は閣議を経へし
 一 法律案及予算決算案
 二 外国条約及重要なる国際条件
 三 官制又は規則及法律施行に係る勅令
 四 諸省の間主管権限の争議
 五 天皇より下付せられ又は帝国議会より送致する人民の請願
 六 予算外の支出
 七 勅任官及地方長官の任命及進退
2 其の他各省主任の事務に就き高等行政に関係し事体稍重きものは総て閣議を経へし

 

第六条 主任大臣は其の所見に由り何等の件を問はす内閣総理大臣に提出し閣議を求むることを得

 

第七条 事の軍機軍令に係を奏上するものは天皇の旨に依り之を内閣に下付せらるるの件を除く外陸軍大臣海軍大臣より内閣総理大臣に報告すへし

 

第八条 内閣総理大臣故障あるときは他の大臣臨時命を承け其の事務を代理すへし

 

第九条 各省大臣故障あるときは他の大臣臨時摂任し又は命を承け其の事務を管理すへし

 

第十条 各省大臣の外特旨に依り国務大臣として内閣員に列せしめらるることあるへし

 
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