皇室令及び附属法令廃止に伴い、事務取扱に関する通牒

宮内府長官官房文書課発第四五号
昭和二十二年五月三日

 

宮内府長官官房文書課長 高尾 亮一

 

各部局長官殿

 

依命通牒

 

皇室令及び附属法令は、五月二日限り、廃止せられることになつたについては、事務は、概ね、左記により、取り扱うことになつたから、命によつて通牒する。

 

 

一、新法令ができているものは、当然それぞれ、その条規によること。(例、皇室典範、宮内府法、宮内府法施行令、皇室経済法、皇室経済法の施行に関する法律、皇統譜令等)

 

二、政府部内一般に適用する法令は、当然、これを適用すること。(例、官吏任用敍級令、官吏俸給令等)

 

三、従前の規定が廃止となり、新らしい規定ができていないものは、従前の例に準じて、事務を処理すること。(例、皇室諸制典の附式皇族の班位等)

 

四、前項の場合において、従前の例によれないものは、当分の内の案を立てて、伺いをした上、事務を処理すること。(例、宮中席次等)

 

五、部内限りの諸規則で、特別の事情のないものは、新規則ができるまで、従来の規則に準じて、事務を処理すること。特別の事情のあるものは、前項に準じて処理すること。(例、委任規程、非常災害処務規程等)

 
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