皇室典範義解〜第三十九条

    このエントリーをはてなブックマークに追加  

皇室典範義解〜第三十九条

第三十九条 皇族の婚嫁は同族又は勅旨に由り特に認許せられたる華族に限る
(皇族の結婚相手は、同族又は勅旨によりとくに認許された華族に限る)

 

 

口語訳

恭て按ずるに、皇族を婚家と謂えるは皇后を択ぶこと固より其の中に在り。
上代皇后は皇親に択ぶ。
其の人民の家に取れるは聖武天皇、藤原不比等の女安宿媛を立てて皇后と為したまえるに始まる(仁徳天皇の磐之媛に於けるは聖武天皇の詔の先例として引挙したる所なれども其の実仍皇族に係る〉。
中古以来、皇親の外は藤原氏・橘氏・平氏・源氏の四姓より皇后を奉ることとはなれり。
其の他の皇族は大宝令に「凡王娶親王、臣娶五世王者聴、唯五世王不得娶親王」と。
此れ其の婚要に於いて尤も名位を重んじたるなり。
本条は祖宗の古法を存重し、又華族の家に婚嫁することを許すは兼ねて中世以来の慣例を勘酌し、貞淑を択ぶの道を広めるなり。
而して、又特に認許を得たるの家に限るは名門右族を択ばんとなり。

 
この記事はお役に立ちましたでしょうか。
この記事が誰かの役に立ちそうだと感じて頂けましたら、下のボタンから共有をお願い致します。

    このエントリーをはてなブックマークに追加  


ページの先頭へ戻る