皇室典範義解〜第五条・第六条・第七条

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皇室典範義解〜第五条・第六条・第七条

第五条 皇子孫皆在らさるときは皇兄弟及其の子孫に伝ふ
(皇子孫が絶えた時は、皇兄弟及びその子孫に伝える)

 

 

第六条 皇兄弟及其の子孫皆在らさるときは皇伯叔父及其の子孫に伝ふ
(皇兄弟及びその子孫が絶えた時は、皇伯叔父及びその子孫に伝える)

 

 

第七条 皇伯叔父及其の子孫皆在らさるときは其の以上に於て最近親の皇族に伝ふ
(皇伯叔父及びその子孫が絶えた時は、それ以外の最も近親の皇族に伝える)

 

 

口語訳

恭て按ずるに、第五、第六、第七条は皇子孫在らざるに当たり、継嗣を定めるに最近親を以てすることを示すなり。
皇子孫は現在の天皇に属する至親の宗系たり。
皇子孫の嫡庶供に在らざるときは皇兄弟を以て最近親とする。
故に、継承の権、皇兄弟の中の一に移る。其の現在の天皇と同父なればなり。

 

皇兄又は皇弟の子及び孫は皇兄又は皇弟の系統に属する者なり。
皇兄弟及び其の子孫の嫡庶、供に在らざるときは比に次ぎ皇伯叔を最近親とする。
故に、継承の権、皇伯叔の中の一に移る。
其の現在の天皇の父と同父なればなり。

 

皇伯又は皇叔の子及び孫は、皇伯又は皇叔の系続に属する者なり。
皇伯叔以上最近親の皇族と謂えるは皇大伯叔及び其の以上皆之に準ずるなり。
一系の下は尊卑相承け、而して、宗系尽きて支系に及び、近系尽きて遠系に及ぶ。
蓋し、継承の疑義を将来に絶ち、皇緒の慶福を永遠に保たんとするなり。

 
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