皇室典範義解〜第九条

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皇室典範義解〜第九条

第九条 皇嗣精神若は身体の不治の重患あり又は重大の事故あるときは皇族会議及枢密顧問に諮詢し前数条に依り継承の順序を換ふることを得
(皇嗣に精神もしくは身体に不治の重患があり、または重大な事故がある時は、皇族会議及び枢密顧問に諮問し、前数条により継承の順序を換えることが出来る)

 

 

口語訳

恭て按ずるに、皇嗣は先王憲典の存する所に循(したが〉い、大統を継ぎ、神器を伝えるの位に居る。
而して、人主の任意に左右することを得る所に非ず。
故に、継承の順序を換えるは必ず精神、若しくは身体の不治の重患あり。
又は重大な事故ありて神器の重きを承けるに堪えざるときに限り、而して、又必ず皇族会議及び枢密顧問に諮詞するを経て始めて決行することを得、若し、本条の定める所に依らずして、継嗣を易え置くは典範の認めざる所たり。
而して一時の過失の如きは以て重大の事故と為すの類に非ざるなり。

 
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