論語
はじめに
論語とは
論語「学而、為政、八?、里仁」
学而(がくじ)第一
学びて時に之を習う
其の人と為りや孝弟にして、上を犯すを好む者は鮮し
巧言令色、鮮し仁
吾日に三たび吾が身を省みる
千乗の国を道むるには、事を敬みて信あり
弟子、入りては則ち孝
賢を賢として色を易え
君子重からざれば則ち威あらず
終わりを慎しみ、遠きを追えば、民の徳厚きに帰せん
夫子の是の邦に至るや、必ず其の政を聞く
父在せば其の志を観、父没すれば其の行を観る
礼の用は和を貴しと為す
信、義に近ければ、言復むべきなり
君子は食に飽くことを求むる無く、居に安きを求むる無し
貧しくして諂うこと無く、富みて驕ること無きは、何如
人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患うるなり
為政(いせい)第二
政を為すに徳を以てす
詩三百、一言以て之を蔽えば、曰く、思い邪無し
之を道くに政を以てし、之を斉うるに刑を以てすれば、民免れて恥無し
吾十有五にして学に志す
違うこと無かれ
父母は唯其の疾を之憂う
今の孝は、是れ能く養うを謂う
色難し
吾、回と言うこと終日、違わざること愚なるがごとし
其の以てする所を視、其の由る所を観
故きを温ねて新しきを知れば、以て師為るべし
君子は器ならず
先ず其の言を行い、而る後に之に従う
君子は周して比せず。小人は比して周せず
学びで思わざれば則ち罔し
異端を攻むるは斯れ害あるのみ
由、女に之を知ることを誨えんか
禄を干むるを学ぶ
何を為さば則ち民服せん
民をして敬忠にして、以て勧ましむるには、之を如何せん
子奚ぞ政を為さざる
人にして信無くんば、其の可なるを知らざるなり
十世知るべきや
其の鬼に非ずして之を祭るは諂いなり
八?(はちいつ)第三
里仁(りじん)第四
論語「公冶長、雍也、述而、泰伯」
公冶長(こうやちょう)第五
雍也(ようや)第六
述而(じゅつじ)第七
泰伯(たいはく)第八
論語「公冶長、雍也、述而、泰伯」
子罕(しかん)第九
郷党(きょうとう)第十
先進(せんしん)第十一
顔淵(がんえん)第十二
論語「子路、憲問、衛霊公、季氏」
子路(しろ)第十三
憲問(けんもん)第十四
衛霊公(えいれいこう)第十五
季氏(きし)第十六
論語「陽貨、微子、子張、堯曰」
陽貨(ようか)第十七
微子(びし)第十八
子張(しちょう)第十九