日考塾〜憲法とは即ち歴史である

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所信

 私には、夢があります。
いつか、日本に戦後という言葉がなくなり、日本人の誇りを取り戻すことが出来るときが来ると。
いつか、日本が自国の歴史を尊重し、伝統を重んじ、文化を育み、未来に繋ぐことが出来るときが来ると。
いつか、日本の憲法が歴史の裏付けや日本の原則を踏まえたものになるときが来ると。
それらが実現するとき、日本は更なる発展をすることでしょう。

 

夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。

 

 夢をもち、理想を語り、実現するために計画し、粛々と実行していけば、その先に成功があり、夢が現実のものとなります。

 

(誕生から決意)
 私は、昭和57年12月4日に東京都日野市に生まれました。日野市は、幕末で有名な新選組副長土方歳三の生家がある場所で有名です。土方歳三の幼少期には、佐藤彦五郎道場にて、後の新選組の局長近藤勇や、一番隊組長沖田総司、七番隊組長井上源三郎らと稽古をしており、その場所が日野塾本陣として残っています。そして日野市には緑豊かで用水路が至るところにあり、二つの川が流れている自然豊かな地形を有しています。
 私は、専門学校に行っていたときに読んだ一冊の本が、このポータルサイトを始める一つのきっかけとなりました。その本は、直接日本と結びつく本ではありませんでしたが、自分の祖国に対して、歴史が深く刻まれていることの誇り、今まで培ってきた伝統、他国の良いところを取り入れるという寛容の文化があること、先人を敬い、あるべき国家像について語る内容が記されていました。そこで思ったことは、日本には、歴史が長く一つの軸があり、それは世界に類のない誇るべき点であるにもかかわらず、どうして誇りをもつことが出来ないのか、そのことを今でも記憶しています。そしてその本から、日本のあるべき国家像とは何かを深く考え、どのように伝えていくべきかを思いました。何より、私自身が主体的に行動していかなければならないと、強く決意を持った瞬間でもありました。

 

(日本のあるべき姿)
 今の日本はどのような姿なのでしょうか。人によっては平和で住みやすい国であることや経済が豊か、政治が安定しているという答えがあると思います。しかし私は何か一番大切なものを失ってはいないだろうかと思うことがよくあります。日本のあるべき姿とは、過去を断絶して政治を行うのではなく、日本の紡いできた歴史、培ってきた伝統、育んできた文化の中から、変わることのない日本の原則を尊重し、未来の人達が体現していかなければならないと考えています。そして日本は、今ここに住んでいる人達だけの国ではなく、これまで日本の興隆に尽力してきた多くの人達を含め、意志を代弁していかなければなりません。仮に日本の原則を踏まえることがなくなれば、進む方向性が日本的ではなくなり、それが続くことで神話の代から続いた日本は消滅することにもなります。
 古代ローマにおいて、父祖の遺風(mos maiorum)という言葉があります。古代ローマは先祖の行ってきたことを重んじる風土があり、自分達の先祖や偉人が行ってきたこと、その美徳に恥じない行動を行うという気概や生き方があります。古代ローマに倣うまでもなく、今までの日本にはありました。他国においては革命の名の下に、過去の歴史を打ち捨てて新しい国作りをすることがありましたが、日本はその例に値しません。なぜなら日本には、歴史、伝統、文化が連綿と続いているからです。その中で培われてきた歴史を無視することは、ドイツ宰相オットー・フォン・ビスマルクの言葉にあります。「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」の愚者に等しい行いともいえます。
 私は、日本の原則とは何かを歴史の中から紐解き、日本の守らなければならないことは何かを多くの人達に考えて頂き、その原則の上で、未来を創っていくことの大切さを伝えていきます。

 

(現状からどのように変えるか)
 どうして日本人は日本のことを好きではないのでしょうか。これは年配の人よりも若い人が思うところではないでしょうか。「日本は遅れている」「日本はダメだ」と他国と比べて結論付ける人が多くいると思います。果たして日本は遅れているのか、日本はダメなのか。日本の自信はどうしてなくなってしまい、海外がいいと思うのでしょうか。私が思うところとして、大東亜戦争での敗北、いわゆる「民主主義をアメリカに教えて頂いた」こと、それが日本に根づきアメリカは凄い国、日本はダメな国という劣等感を抱く要因になっているのではないでしょうか。確かに昨今の経済状況の問題があり、とかく自信を失いがちでもありますが、劣等感を抱くには及ばない歴史、伝統、文化が日本にはあります。そのことを誇りとして前に進んでいくべきです。
 また日本の誇りを持てない最大の要因は現在の日本国憲法ではないでしょうか。日本国憲法は、占領軍の最高司令官ダグラス・マッカーサーの書いたメモ書きであるマッカーサー三原則から作られました。その憲法が時代に合わないことから、昨今では憲法論議が行われ、改憲か護憲かの論議が何年も繰り広げられています。そこで話されていることといえばあくまで現行憲法の条文改正で終わらせようと考えていることが、各政党や諸団体の憲法試案を見て伺い知ることが出来ます。さらに、普通の国になるためには憲法改正が必要とも言われます。しかし普通の国の憲法とは、その国の歴史、伝統、文化に即した作り方になっていますが、現行憲法はそれとは異なります。明治に制定された大日本帝国憲法は当時の西欧諸国を見聞し、長い期間を経て日本の憲法を完成させました。その時に考えられたことはやはり、日本の歴史、伝統、文化に基づく憲法を作ること、その精神に基づく運用をしていくことでした。
 私は、憲法改正論議ではなくもう一度日本の歴史、伝統、文化に即した憲法を制定させるために、自主憲法制定論議をしていく必要があると考えています。そのためには日本の憲法である大日本帝国憲法についても議論の中心にしていくこと、その内容や制定過程について多くの人達に考えて頂き、現状を変えるために伝えていきます。

 

(未来の創造者)
 どの時代もどの国でも未来を創るのは、決まって若い人達です。若い人達の想いや精神が力になり、一つの流れを作ります。明治維新で活躍していた志士達は、ほとんどの人達が若い青年世代になります。幕府側においても時代の流れに翻弄されながらも、誠の精神で戦ってきた人達も同様に青年世代でした。明治維新の精神的指導者であった吉田松陰も若くして命を落とすことになりましたが、その精神が消えることなく継承され、多くの志士達が戦い、明治維新が実現しました。その後、近代日本の礎を築くため、さらに多くの人達が憲法を初めとした国作りを行ってきました。世界の模範となる一大改革といえます。若い人達の想いや精神から、新しいものを創造することが出来ます。私達がこれから歩んでいく未来に道はありません。私達がその道を創っていくことになります。しかし日本には、過去から変わらない原則があります。その原則を道しるべとして、現在の若い青年世代が学び、今後の日本を考え、論じ、未来を創ることが出来ると信じています。
 私は、未来を創る一助とするために、努力を惜しまず、信義にもとることなく、誠実に行動し、多くの人達に貢献していきます。


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