『「天皇が誕生日の挨拶に上皇の住まいを訪ねるのは『二重権威』の現れなのか問題」についての宮内庁関係者の本音』令和2(2020)年2月29日 週刊文春

宮内庁

要点

令和2(2020)年2月23日に天皇が還暦を迎えたことで、天皇・皇后が上皇の御所に訪ねて挨拶の予定だったが、上皇が少し風邪の症状だったこともあり、見送られた。

 

息子が親の元に挨拶に伺うことは当然という考えがあるものの、宮内庁周辺では、天皇はあくまでも挨拶を受けられる立場に徹すべきであり、二重権威の懸念を心配している。

 

また上皇の側近である上皇侍従長が外務事務次官経験者であり、元外務官僚としては天皇の侍従長よりも格上であることから、二重権威を生じさせないための配慮が足りないように感じる。

 

日考塾の意見

天皇と太上天皇による二重権威が心配であれば嵯峨天皇の先例を用いて、新天皇が譲位した天皇に対して、太上天皇の尊号を与える「尊号の儀」を行う制度作りができれば問題はなくなるでしょう。

 

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令和4(2022)年12月4日公開