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宮内庁長官、西村泰彦氏の「拝察」として定例会見で述べたものの、原則として内奏の場での内容を漏らすことは、天皇の政治利用に繋がることから暗黙に禁じられています。昭和48(1973)年5月に当時の防衛庁長官であった増原惠吉は、昭和天皇に「当面の防衛問題」について内奏した後、記者会見で公表したことで、政治問題化し辞任する事態になりました。今回は辞任までに発展しなかったものの、天皇の政治利用に繋がらないようにするためには慎む必要があるでしょう。
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令和4(2022)年12月4日公開